資産運用の方針2
先週整理した後、マネックス証券のクレカ積立サービス開始(2022/2/25~)を知ったので改めて整理する。
証券会社の候補は3つになった。
クレカ積立、保有資産のポイント付与は以下の通り。
こうして並べると、
マネックスが強い。でも、この還元率を続ける体力を維持できるだろうか・・・。楽天でさえ『信託報酬の低いインデックスファンドの比率が高まりすぎたことで企業として赤字が嵩みそうだから改悪します』みたいな説明をしていた(楽天モバイルの支出増大に伴ってグループ全体でカバーできなくなったことも関係しているとは思うが)。マネックス証券が米国/中国の外国株式に注力しているとはいえ、投信と株式は別物だし、アクティブファンドの投信の顧客が増えるか少し疑問がある。会社自身が『投信で若年層の顧客獲得を目指す』と発表しているけど、囲い込んだ若年層を個別株投資へ上手に誘えるだろうか。まぁ、遠からず楽天と同じように改悪するだろう。
楽天とSBIは大差なさそう。楽天キャンペーン終了後の2023年以降はSBIが若干優位か。
保有資産に対するポイント還元を考慮した場合、「ニッセイ外国株式インデックスファンド 」の管理コストはSBIの独り勝ち。ただし、クレカ積立時のポイント還元を考えたらマネックスに軍配が上がる。言い換えると、クレカ以外で「ニッセイ外国株式インデックスファンド 」を積み立てるならSBIが優位。(アネックスとの差は0.082%なので、年利は保有資産1,000万円あたり8,200円/年の利益差が出る)
各社の還元ポイントについて
- 楽天ポイントは言わずもがな。
- SBIはV point, T pointになる (ponta point, d pointは自分の生活スタイルに合わない)。そのまま1pt=1円で投信資金に使える。
- マネックスポイントは「1pt=1円Amazonギフト券」「50pt=50WAONポイント」が有力。そのまま投資資金には使えないけど日常出費に使えるので問題なし。
今回整理できたこと
- 「クレカ積立の還元率(0.x%単位)」>「保有資産の還元率(0.0xy%単位)」
- 楽天証券とSBI証券の比較は、楽天の改悪があるとはいえ大差ない。若干SBIが優位だが、楽天経済圏の人は無理して乗り換える必要ない(もう1年くらい様子見してよいと思う)
- マネックスのクレカ還元1.1%は強い。今の (改悪前の)楽天よりも還元率が良い。(かなり無理をして囲い込みにかかっている)
- SBI証券の「他証券会社からの口座移管の手数料キャッシュバック」は凄い。できればマネックスが力尽きる頃まで続いてほしい制度。
今後の資産運用(積立投資)をどうするか
- 直近は楽天とマネックス証券が同じくらい良い。(2022/3までは楽天が最強)
- 将来的には楽天以外の証券会社も改悪後の楽天のような還元レベルになると予想される(でなければ楽天は頑張るしかない)
- SBIは他社からの乗り換え手数料をキャッシュバックしてくれる。
以上から、SBIの乗り換えキャッシュバックが今後5年くらいは持続することを信じて(笑)、以下の方針にする。
ひとまず、現時点での方針はこんな感じ。3月になったら作業開始しよう。